インクジェットシートでスムーズな看板制作を！

皆さんは、看板制作というと、どのようなイメージをお持ちですか。

職人が手書きでペンキを塗る、文字を入れるなど手作業をしているイメージやあらかじめ色の付いたパネルを利用しているといったイメージをお持ちかもしれません。

ペンキを一から塗るとなれば、手間も時間もかかるうえ、イラストを入れるにしてもデザイン力や想像力、芸術性まで要求されてきます。
職人技を駆使することやデザイナーに依頼することも可能ですが、打ち合わせなどの手間もかかり、価格も高くなってしまうのが難点です。

ですが、今の時代は看板制作の場でも、高性能なプリンターが活用できます。
インクジェットプリンターで出力したシートを用いることで、プロのデザイナーに依頼しなくても、スピーディーかつ自在な看板を制作できるのです。

パソコンソフトなどでデザインした文字やイラストをはじめ、写真などを高性能なインクジェットプリンターで印刷します。出力されたシートを看板のベースとなる面に貼り付ければ、完成です。

・アクリル看板

インクジェットシートを貼り付ける代表的な素材はアクリルパネルです。

耐候性や耐久性に優れ、強度が高く衝撃にも強く、透明度も高いのでシートを貼り付けても出力したデザインがきれいに見えます。

店舗や事務所の銘板をはじめ、マンションやアパートの銘板や表札などさまざまな場面で活用されています。

・ガラス窓

ビルや店舗、事務所のガラス窓に店舗名称や商品やサービスの紹介、実績などをPRするケースも少なくありません。
そうした際にはインクジェットシートを転写シートに貼り付けて、窓ガラスに貼り付けることが可能です。

看板業者で出力されたシートと転写シートなどを配送してもらえば、ご自身で貼り付けることもできます。
施工費用を省けるので、その分、価格も抑えることができます。

貼り付けるのも簡単で、取り外すこともできるので、短期でキャンペーンの広告を入れ替えたいときなどにも便利です。

・横断幕や懸垂幕

デパートや大型商業施設、役所や学校などにキャンペーンやイベントの案内や生徒や部活動の大会出場やお祝い事などのPRをする横断幕や懸垂幕にも、インクジェットシートを貼り付けることができます。

好きなデザインや文字を簡単に入れられるので、甲子園出場などが決まり、すぐにでも制作したいときもスピーディーです。

・ポールサインや袖看板

大型のポールサインやタワーサイン、建物に取り付ける袖看板など、基本的にあらゆる看板で利用ができます。
大型の印刷機があれば、一面張りのシームレスで美しい仕上がりが目指せます。

・内照看板

内部にLED照明などを入れ込んで、夜間でも視認性を高めてくれる内照看板も、デザインにはインクジェットシートを貼り付けるケースが多いです。

発色が美しく、暗がりでもライトアップにより、カラーの文字やロゴマークなどがきれいに目立ちます。

プリンターが高性能化している時代なので、そんなの当たり前と思われる方もいれば、屋外に設置したらインクが落ちるのでは、シートが破れるのではと不安になる方もいるかもしれません。

ですが、心配はご無用です。
インクジェットシートを利用した看板制作のメリットを見ていきましょう。

・デザイン性が豊か

パソコンソフトなどを使って自由にデザインしたものをはじめ、写真も出力できますのでデザインのバリエーションも無限大です。

・データ入稿が可能

看板業者に希望を伝えて制作してもらうことやプロのデザイナーに依頼することも可能ですが、自分たちでパソコンソフトで制作したデザインや撮影した写真画像をデータで入稿するだけで、簡単に制作ができます。

面倒な打ち合わせや制作を待つ時間も不要です。
自分たちでデザインを入れられる分、制作価格も大幅に抑えられます。

・制作がスピーディー

デザインは写真画像やロゴマークのデータなどすでに作成されているデータを利用することもできます。
しかも、職人が手書きでデザインを入れるのではなく、高性能なプリンターで出力して貼り付けるだけです。
短時間でスピーディーに制作ができ、納期が短いうえ低価格なのがメリットです。

・文字の発色がきれい

フルカラーのインクジェットプリンターで出力された文字は発色も美しく、視認性が高いので、遠くから見られることも多い屋外看板にも適しています。

・フルカラーで写真も美しく

高画質なフルカラー印刷なので、写真も美しく出力でき、貼り付けることが可能です。
美容サロンの屋外看板にモデルさんの写真を掲示したり、花屋さんの看板に美しい花の写真を掲示したり、飲食店の料理メニューを掲示したりもできます。

・水や紫外線にも強い

屋外耐候性のある溶剤インクを使うので、屋外設置しても水に滲むことや色褪せる心配もありません。
ラミネート加工をして紫外線からさらに守ることも可能です。