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袖看板【群馬県-看板】

袖看板の特徴や役割とおすすめの方式

■袖看板の特徴

袖看板は突出し看板とも呼ばれ、建物に取り付けることや支柱を建てて取り付け、店名などが見えやすくなるようにするものです。
雑居ビルの内部にお店や事務所が入居している際に、各フロアにどんなお店や事務所が入っているかをアピールすることやお店や事務所の目印的な役割も果たしています。
小さな長方形や正方形、丸型のタイプから、お店をイメージさせるモチーフなどのデザインされた形などさまざまです。
設置の仕方は建物に取り付ける方法と支柱を建てる自立看板スタイルなどがあります。
主な役割は以下のようなものです。

・存在感を高める

袖看板は服の袖をイメージし、建物から突き出した位置に取り付けるため、目立つという特徴があります。
ビルの中やビルの中層階、上層階にあってわかりにくいときに目印となることや存在をアピールできるのです。
そのお店や事務所を目指してくる人にとっては目印となり、通行人などにとっては視認性を高めて集客する効果もあります。

・比較的設置しやすい

建物から突き出すので建築基準法の制限などはありますが、基本的には大型の自立看板に比べると設置しやすく、設置スペースも取りません。
建物に取り付ける形なら、空いている空間を利用することになり、特別な設置スペースは不要ということになります。
なお、自立看板式を希望される場合は看板業者が、制作だけでなくポール立て工事から取り付け工事まで対応するので心配はありません。

・夜間の視認性も高められる

袖看板の周囲に電球を取り付けることや内部に電球などを取り付けて光らせる内照スタイルにすることで、夜間でも視認性を高めることができます。
夜間営業をする飲食店や店舗なら、場所を示し、集客を高めるためにもライトアップは欠かせません。
ライトアップされることで周囲も明るくなり、暗い夜道が明るく照らされて通行人にとってもメリットがあります。

■夜間でも目立たせるために

袖看板のライトアップ法としては、外側に照明を設置する外照方式と内部に照明を入れこむ内照方式があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。

・外照方式

銘板や壁面看板、屋上看板などの場合は周囲にライトを設置して、文字やイラストなどが目立つようにライトアップする方式が一般的です。
これに対して、袖看板の場合、看板の周囲に小さな点滅サイン球を取り付ける点滅サインタイプが一般的になっています。
ブラケットカバーを取り付けることで、雨によるショートなどの心配もありません。
電球切れを防ぎ、交換の手間を減らすため、寿命が長く省エネでランニングコストも抑えられるLED球を使うのが人気です。

・内照方式

看板の内部に電球を取り付けて光らせる方式で、やはり、LEDにすることで電球切れによって目立たなくなるリスクを抑え、電球交換などのメンテナンスの手間や費用を抑えることができます。

■袖看板に採用される素材

袖看板に使用される素材として、フレーム部分は耐久性の高いステンレスをはじめ、軽量なアルミやスチールなどがよく使われます。
文字や柄などのデザインを描く面板はアクリル板が主流でしたが、近年はFFシートを用いることも増えてきました。

・アクリル板について

アクリル板は衝撃に強く、耐候性や耐久性に優れているうえ、透明度も高いクリアな素材で、デザインや文字の視認性も高まります。
希望するデザインを、パソコンソフトを使って描いたうえ、インクジェットプリンターで印刷し、シートを貼り付けるなどして制作できます。

・FFシートについて

内照方式で制作する場合に、アクリル板に代わって利用されることが増えてきました。
FFシートはフレキシブルフェイスシートの通称で、横断幕や懸垂幕にも使われるターポリンの一種です。
耐候性や耐久性に優れた強度の高い素材のうえ、光を透過しにくいターポリンに比べ、FFシートは光を透過させる点に大きな違いがあります。
光を透過させるので内部にLEDなどの電球を設置することで、ライトアップ作用が発揮できるのです。
FFシートを用いる場合は、希望するデザインをインクジェットプリンターでFFシートに直接プリントアウトし、FFシートの4辺に引っ張ってフレームに固定することで仕上げます。
FFシートはアクリル板に比べて、文字やデザインがより色鮮やかに発色できるのがメリットです。
また、最大5m幅の生地にプリントすることもできるため、大型の袖看板でも継ぎ目がなくきれいに仕上がるのも魅力です。

■安全で設置しやすい内照袖看板なら

FFシートはアクリル板に比べて軽量で扱いやすく、運搬もしやすいです。
ガラス繊維を配合した不燃タイプのFFシートを使えば、防火地域内にある店舗やビルでも設置ができます。
従来のアクリル板タイプが割れてしまったのをきっかけに、より安全でデザイン性にも美しい袖看板にリニューアルしたいときや建築基準法の防火地域内に出店するために、不燃材料で作りたいときには、防炎製品の指定を受けている不燃タイプのFFシートで制作するのがおすすめです。


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