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懸垂幕/横断幕【群馬県-看板】

懸垂幕や横断幕の使い方や利便性

■幕を使った看板の種類と用途

横断幕や垂れ幕は看板幕と呼ばれることもあり、宣伝やPRに使うことができる看板の一種です。
幕の制作を行う専門業者もいますが、制作は看板屋に依頼するのが一般的です。
さまざまな情報を広くPRできる幕にも、さまざまな種類があります。
よく活用されている幕の種類と用途を見ていきましょう。

・懸垂幕

縦長の幕のことで垂れ幕とも呼ばれています。
百貨店やショッピングモールなどのセールやキャンペーン情報を掲げることや甲子園出場、全国大会優勝など学校の校舎にも使われることが多いです。
役所などでスローガンを掲げる、申告期限などを掲げるなど情報提供などのアピールにも使われています。

・横断幕

横長の幕のことで、懸垂幕と同様、商業施設や会社の社屋などのビル、学校や役所などで利用されます。
縦長の垂れ幕は高めの建物、横断幕は横に幅のある建物に向いています。
もっとも、店舗やアパートのフェンスに取り付けるような小さなサイズも横断幕です。
アパートの敷地を囲むフェンスに、「入居者募集中」といった横断幕をかけることもできます。

・店頭幕・看板幕

垂れ幕の一種ですが、建物の高い位置からではなく、店舗の軒先などに垂らす看板幕や入り口などにかける店頭幕など比較的サイズも小さなタイプが多いです。
お店の名称やロゴマークを入れたり、一押し商品やサービスの宣伝をしたりとお店のアピールに使えます。
店舗幕や看板幕は低コストで作成でき、お店のスタッフの方が交換もできて、期間限定のキャンペーンのPRなどにも使えるので便利です。
店頭幕はお店の看板としての機能だけでなく、日除けやのれんとしても役立ちます。

・足場幕

工事現場や建築現場で工事の安全やチリやホコリの飛び散り防止のためなどに取り付けられる足場シートや養生シートなどに宣伝広告やスローガンなどを掲げることができる懸垂幕や横断幕のことです。
安全第一といった現場作業者へのスローガンをはじめ、ハウスメーカー名やマンションブランド名を入れて宣伝広告をするなど、さまざまな用途に使えます。
通行人や近隣の住民の目に入りやすいのがメリットです。

・フラッグ

社旗や団旗、優勝旗などのフラッグも、幕の一種として看板屋で制作が可能です。
志気や団結力を高めることや場を盛り上げるのに役立ちます。
横断幕や懸垂幕と合わせて用意することで、より効果的な一体感が生まれやすくなるでしょう。

・のぼり旗

キャンペーンやセール中などの宣伝広告ができる、のぼり旗とも呼ばれるフラッグです。
横断幕や懸垂幕でセール中をアピールし、のぼり旗で「50%オフ」・「赤字覚悟の大セール」などのメッセージを表示することで集客促進が期待できます。

■幕の素材について

幕に加工される素材は大きく2種類あります。
料金などの差ではなく、用途や設置する場所に合わせて選ぶのがおすすめです。

・ターポリン

懸垂幕や横断幕の定番素材です。
厚みがあり、直射日光を受けても色褪せしにくく、水を弾くので、雨が降っても屋外に常設し続けることができます。
標準仕様で防炎加工もなされているので安全性も高く、長く使うことができる耐久性に優れた素材です。
生地に光沢があるので写真も鮮やかに印刷できるうえ、光を通しにくいので、文字などの色もきれいに発色して視認しやすいのもメリットです。

・メッシュターポリン

メッシュ加工がされているので、スタンダードなターポリンに比べて軽量で、風の抵抗を受けにくい素材です。
群馬の風土の特徴である強風を受けやすい場所や風が強い高所への設置に適しています。
高い位置から垂らす懸垂幕なら、メッシュターポリンがおすすめです。

■制作について

幕には希望する文字やデザインを入れることができます。
文字を幕に手書きしているイメージがありますが、基本的にはパソコンなどで描いた文字やイラスト、写真などをインクジェットプリンターでフルカラー印刷して貼り付ける形です。
そのため、ご自身で作ったデータを入稿できるので、デザインも自在で気軽に制作の依頼ができます。
印刷に使うのは、屋外看板に使用するのと同じ耐候性のある溶剤インクを用いるため、水に濡れても滲むことや紫外線で簡単に色褪せることもありません。
必要に応じて以下の加工もできます。

・ハトメ加工

固定用の紐を通す穴から布が破れることのないよう、裏にレザーを縫い付けるなどして補強する方法です。
大きく振ることもある団旗や社旗などのフラッグは裏表補強をすると、さらに耐久性が高まります。

・ロープ縫込み加工

風などが当たって、幕が裂けるのを防ぐことや破れにくくするための幕を補強する加工です。
4辺についてロープを生地周りに縫込み補強することで、耐久性を強化できます。

・棒袋縫い加工

幕を垂らすために棒を通すための袋を設ける加工で、生地を折り返して袋状にします。
あわせてハトメ加工をすることで、耐久性アップが可能です。

・三法三巻

フラッグやのぼり旗の周囲をほつれにくくするように、補強する縫製です。


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