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費用が安いのに集客力があるカルプ文字看板!

看板作りに大活躍!カルプ文字の特徴と使い方

■カルプって何?

看板文字の材料として人気のあるカルプは、発泡ウレタン樹脂素材で合成樹脂をベースに添加剤を加えたものです。

「カルシウム・イン・プラスチック」を略した呼び方で、その言葉通りプラスチックにカルシウムを混合しています。
カルシウムを混ぜることで、軽量ながらも丈夫で固い材質が実現します。

そもそも看板はボード本体はもちろんのこと、ロゴに使う素材も軽いほうが安心安全です。
壁や支柱に設置するとしても据え置き型にしても、あまりにも重いと支えたり移動させたりするのが大変です。

しかし、クッションのように柔らかい素材では、きれいにカットできません。
細かい文字や複雑なモチーフを作るには、ある程度の固さが必要です。

そこで、カルプであれば丈夫ながらもちょうど良い固さがあるというわけです。
表面を親指でグッと押してもへこまない固さがあるおかげで、加工に優れてた材質として看板作りに非常に適しています。

■カルプ文字のメリット

上記に紹介したように、適度な固さで文字カットがしやすいことがカルプ文字の大きな魅力です。
素材の厚みを活かして、立体的な文字やイラストを制作することが可能です。
細かい裁断もできて、幅広いデザインに使うことができます。

さらに、軽量なので、支柱に設置する突出し看板や壁面看板にも向いています。
物によっては両面テープで接着するのみの設置方法でも問題ありません。

看板は野外に設置することが多いですが、カルプの場合は耐水性・対候性にも優れています。
雨にも強いですし、金属には劣るもののダメージにも強く長持ちする素材と言えます。

屋内屋外ともに安心して使うことができるのは、大きなメリットです。

ほかの材料との組み合わせも良く、プラスチック素材やアルミ複合板と合わせたデザインにすることで外観が美しく仕上がります。
表面がザラザラしているので、その部分をこうした他素材でカバーする手もあります。
金属材料と組み合わせれば、軽量かつ美しい看板になることでしょう。

そして、カルプ文字は費用が安い点も魅力です。
看板は集客につながる重要なアイテムですが、使う材料によっては予算オーバーしてしまうこともあります。

しかしながら、カルプ文字であればコスパも良く、経費を抑えながらの看板作りができるはずです。

■規格サイズと相場価格

一般的にカルプの厚さは、最小で10mm、最も厚いもので50mmとなっています。
50mm以上の文字の厚みが欲しい場合は、ほかの材料を使用することが望ましいです。

カルプのカラーは白か黒ですが、ほかのカラーに塗装して使うこともできます。
本来の色で使うのか塗装するかによっても、費用は変わってくるのです。

塗装は色目がおしゃれになるだけでなく、防水や撥水効果のある塗料でコーティングするので耐久性もアップします。
少し価格は高くなりますが、カルプ文字を好きなカラーにペイントして使うのもおすすめです。

だいたいの相場で見てみると、塗装なしの仕上がりの場合10mmの厚み×20mmサイズで1,600円前後です。
50mmの厚み×20mmサイズになると、3,400円前後というところでしょうか。
塗装をすると、厚み10mm×20mmサイズで2,200円前後、厚み50mm×20mmサイズで4,500円前後になります。

■活用方法

カルプ文字はその性質上、細かい加工や複雑なデザインが可能な使いやすい素材です。
その特性を活用して、おしゃれな切り文字のボードサインを作りたいものです。

たとえば、大文字と小文字を組み合わせたアルファベットのロゴも、カルプを使えばきれいに仕上がります。
メインと縁取りのカラーを変えることで、よりくっきりとインパクトのある看板になることでしょう。

横文字の店舗名のケーキ屋や美容室などの看板にも向いています。
英語やフランス語の筆記体もカルプ文字なら美しく描くことができるでしょう。
画数が多くて複雑に見える漢字も、カルプ素材を使えば問題ありません。

店名や会社名が漢字のところは多いですが、思うようにきれいに読みやすいロゴにするのが難しいケースもあります。
そんなときはカルプを使えば、思い通りの字体でかっこよく決まるはずです。
筆書きのような書体にすることもできます。
そのほか、小さな花モチーフやホームページのアドレスなどを看板に描きたいときにも、カルプ文字がおすすめです。

そもそも看板の文字は、見やすいことが必須です。
いくらおしゃれでも、何を扱っている何というお店なのかがわからなければ意味がありません。
誰でも的確に読めてハッキリとわかる看板制作を心がけたいものです。
そのためにも、どんな素材でロゴを作るかは重要と言えます。

コストパフォーマンスの良いカルプ文字であれば、だいたいの希望看板は制作可能なはずです。
プロの業者に相談して、お店の雰囲気や商品の良さがしっかりとアピールできるおしゃれな看板を作っていきましょう。


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