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ビルの屋上や外壁を利用して看板を作ろう

運営をスムーズにするために設置したい看板の種類

■ビルには多彩な看板が設置されている

1棟のビルには屋外、屋内に多彩な看板が設置されています。
ビルを訪れる人への案内をはじめ、ビルの中に入ってからの案内表示や注意喚起の看板、ビルの屋上や外壁には宣伝広告なども表示されます。
ビルで活用されている看板の種類や特徴について見ていきましょう。

■ビルの案内板について

規模の大きなビルを中心に、ビルの敷地内や入り口、エントランス付近に案内板が設置されケースが多いです。
フロア表示と主なテナント案内が目的であり、地下に飲食店街がある、1階にスーパーがある、2階にカフェがある、3階にイベントスペースがあるなどの表示を行い、ビルを訪れる人が確かめることや通りがかりの方がカフェがあるなら入ってみようといった具合に誘引する効果も期待できます。

■屋上看板について

屋上看板はビル内に入居しているテナントの企業やお店の広告、ブランドや商品、サービスの広告を掲げるケースのほか、入居しているテナントとは無関係の企業などの広告が掲載されることも珍しくありません。
屋上に設置することで向かいのビルの利用者や通行人が遠目から見て目に入る、近隣を通る高速道路上の車や鉄道の車内から見えることで宣伝効果を発揮させるものです。

ビルオーナーや管理者にとっては、広告設置料が入り、収益源にもなるのが屋上看板です。
夜間も宣伝効果が上がるよう、看板には屋外照明を照らしてライトアップもなされるのが一般的となっています。
夜間はネオンなどを路上から見上げる人も多くなり、高速道路や鉄道車両からも車窓から暗い風景が広がる中、ライトアップされた広告は目に入りやすくなります。

夜間こそ宣伝効果が発揮されることが多いので、屋外照明の設置は必須です。
近年は内照看板の人気も高まっていますが、屋上看板は入れ替わりもあり、広告主のすべてが内照看板を設置できるわけではないので、屋外照明でスポットライトを照らすのが一般的です。

■フロア案内

ビルの内部に入るとエントランスにフロア案内板が設けられます。
階数表示とともに、各階にあるテナントの案内や○階までは商業棟、○階からはオフィス棟、○階はホテル、○階以降は住居棟など、フロア案内をすることで、利用する人に情報を与える役割があります。

■各種案内サイン

エレベーターやエスカレーター、非常階段をはじめ、トイレや給湯室、授乳室などがどこにあるかを示す案内サインやその場所を示すサインも欠かせません。

文字だけでなく、ピストグラムなどのイラストを使ったサインが適しています。
グローバル化が進む中、日本語の文字案内だけでは海外の人や日本語を理解できない方には伝わりません。
漢字やカナがまだ読めない、小さなお子様などにも伝わることが必要です。

たとえば、トイレなら、よく見かける男性や女性のマークなどピストグラムで表すとわかりやすいです。
もっとも、ピストグラムのデザイン一つとっても、さまざまなバリエーションがありますし、サインのデザインもさまざまに制作できます。

ビルの内装のデザインに合わせて、オーソドックス、スタイリッシュ、ラグジュアリーなどテイストをアレンジできます。

■テナントサイン

テナントごとの名称を表示するサインをどのように表示するかは、ビルの目的や構造、方針によっても異なります。
商業施設や飲食店街などの場合、各テナントが店舗を設定する際に各自でデザインして掲げるのが一般的です。
オフィスの場合もワンフロア、ワンオフィスなど大型のオフィスの場合は、各自が自由に掲げるケースがほとんどです。

これに対して、1つのフロアに中小規模のオフィスが並ぶ場合などは、表札部分か、テナントごとのドア面にサインを表示させるなど、ある程度のルールが決められる場合もあります。
その場合でも、どのように表示するか、どのようなデザインをするかはテナント各自にお任せすることがほとんどでしょう。

ドアや表札にステンレス銘板やアクリルボードを貼り付けるケースをはじめ、ドアにガラス部分がある場合にはガラス面にカッティングシートなどで企業名やロゴなどを貼り付けるケースも少なくありません。

■テナント募集の案内板

ビルを運営していくうえでは、テナントは常に満室にしておきたいところです。
テナントの空室ができた際や新たに完成したばかりのビルでテナントを募集する際にはテナント募集の案内板やサインを掲げるケースも多いのではないでしょうか。

ビル前の敷地などにテナント募集看板を常設しているケースもありますし、テナントが開いたときだけフロア表示などの部分に空きがあることや募集中の案内プレートなどを貼り付けるケースもあります。

テナントの空きがあることを全面公開するのは印象が悪いと懸念する向きもありますが、案内表示を見て問い合わせを入れてくるケースは多いです。
Webサイトで検索する場合、競合が多く見つけてもらいにくいですが、リアルな看板の効果は絶大です。


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