パネル【群馬県-看板】

アルミのフレームに、さらにアルミ複合板を重ねたものがパネル看板です。
店舗や会社、観光地などの情報を伝えるためにあちこちで多く見られるオーソドックスな看板と言えるでしょう。
立体感もあり遠くからも目につきます。
丈夫で軽いので高いところに設置するのにも向いています。
一見同じように見えて質が異なるものが、ペラ看板です。
ペラの場合はアルミ複合板のみになるため、軽量ではあるものの壊れやすく脆いです。
固定が甘いと飛んでいったケースもあり、事故の危険もあります。
ペラよりパネルのほうが安心安全で、見た目も美しく仕上がります。
ペラより価格は上がりますが、上質な仕上がりになることは間違いありません。

パネルタイプの看板がよく使われるのには、それなりの理由があるからです。
まず1つ目に、設置しやすい点が挙げられます。
アルミフレームを打ち付けることになるので、頑丈な仕上がりで板の面もフラットになります。
ワイドが2,000mmの板面でビスは8ヶ所が一般的なので、壁面にかかる影響も少なくて済むでしょう。
パネルを外したときにビス8個の穴跡のみなら、原状回復させるのも問題ありません。
板面自体が軽いので、高所や支柱に設置するのに適しています。
さらに、パネルの厚みがあるのでペラ看板よりも見映えが良い点も魅力です。
やはり、外観が良い看板のほうがインパクトもありますし、集客にもつながります。
おしゃれで見やすいパネル看板は目印にもなりますし、店舗名や会社名が記憶に残ることでしょう。
パネルはビルや建物の壁面全体に付けることも可能なので、大きな面でたくさんのことを宣伝できるのもメリットです。
小さな袖看板などとは異なり、大きな文字で迫力のあるメッセージを伝えられます。
何かを訴えかけるような看板が実現するのです。
耐久性も良いですし、オールアルミ板はサビにくいのも特徴です。
野外に設置する看板は、常に雨風紫外線のダメージを受けています。
サビにくく丈夫な材質であることは非常に重要です。

パネル看板でよく使われるのが、3mmプレート板と呼ばれるものです。
合成樹脂をアルミ板で挟んだアルミ複合板を主要下地にしています。
それゆえに強く丈夫で軽く、非常に野外看板に適しているのです。
3mmプレートは軽いので、設置する際に現場の人にとっても扱うのに困りません。
運ぶにしても接着するにしても取り扱いしやすい材質と言えます。
そして、好きな形に自由にカットできるのも、3mmプレート板の特徴です。
看板というと四角い形を思い浮かべる人が多いかもしれませんが、円形や自由形状など個性的な形のものは人の興味を惹きます。
おしゃれなモチーフデザインの看板にも向いているでしょう。
サイズや種類にもよりますが価格も比較的安く、コストパフォーマンスにも優れています。
プレート板の価格は、カラーやマット調かツヤの有無などでも変わってきます。
中には夜間ライトが付いている反射タイプもあり、反射パネルになると一般プレート板よりも値段は高めです。
しかしながら、夜間営業の店舗などはライト付きパネルを設置することで、暗い中でも情報を伝え知らせることができます。
そのほか、ミラーのような鏡台パネルなどもあり、予算や目的、立地によって適したものを選ぶことが大切です。

パネルタイプは工夫次第でいろいろとおしゃれなデザインにできます。
オーダー看板であれば希望するデザインが実現するので、プロに依頼してみましょう。
文字においても、いろいろな加工方法があります。
大きな面積に印刷を施したい際には、屋外対候シートに溶剤インクジェット出力する方法が適しているのです。
フルカラー印刷が可能で、写真やグラデーションもきれいに仕上がります。
看板に写真を取り入れたいのであれば、大型インクジェットプリンターでのパネル印刷が最適です。
また、切り文字加工カットでデザインする方法もよく見られます。
切り文字加工はロゴに立体感が出て個性的な看板になります。
切り文字に使う素材は多種多様で、よく見られるものとしてカルプ文字や樹脂タイプ、アクリル文字などがあるでしょう。
ゴージャスな雰囲気にしたいのであれば、樹脂金属風塗装を施したABSタイプ樹脂がおすすめです。
金属よりも樹脂のほうが軽量なので、金属風塗装すると取り付けもしやすいです。
カルプ文字は丈夫ながらちょうど良い固さがあり、複雑な文字作りに適しています。
漢字や横文字の筆記体もカルプ文字ならきれいに仕上がること間違いありません。
さらに、パネルが日焼けして色褪せないために、表面を保護するUVカットラミネートを貼り付ける方法もあります。
透明の薄いフィルムで、ラミネートを貼ることで紫外線から板を守り傷も付きにくくなります。
仕上がりをきれいにするためには、こういった工夫も取り入れると良いでしょう。
おしゃれな看板をオーダーして、店舗の集客や会社の発展につなげたいものです。