studio-DA 動画制作/印刷デザイン/看板製作/イルミネーション工事/店舗デザイン・外装・内装

ネオン【群馬県-看板】

昭和レトロなネオン管と次世代型LEDサイン看板のいずれをオーダーすべき?

■ネオンサインとは

ネオンサインは、発光する細いガラス管であるネオン管を用い、専用のトランスを組み合わせることで文字や絵を表示できるものです。
カフェやバー、レストランなどの看板や室内インテリアとして、古くから利用されてきた実績があります。
現在でも根強い人気がある、ネオンサインの仕組みや特徴を見ていきましょう。

・発光する仕組み

ネオン管は電極付きのガラス管で、内部にネオンガスやアルゴンガスなどが注入されています。
1~1.5kvの高電圧をかけることにより発光する仕組みです。
もっとも、管に電源を接続させても、それだけでは発光しません。
トランスという付属装置が必要です。
一次側から100Vもしくは200Vの電源を供給し、トランス内部で1~1.5kvまでの電圧を発生させます。
そのうえでネオン管に接続して発光させる仕組みです。
トランス1台あたり、1.5mのネオン管を10本ほど光らせることができます。

・色による演出

発色がとてもきれいなのも、魅力の一つになります。
ガラス管には透明管と着色管があります。
ガラスそのものの色で発光させる方法をはじめ、ガラス管の内部に色を塗ることでさまざまな色を演出することも可能です。
色数はそれほど多くはありませんが、色の組み合わせ方を工夫することで、魅力ある演出ができるのが魅力です。

・オリジナルのデザイン

発色に優れているものの、まぶしすぎず、温もりを感じるような昭和レトロ感漂う演出ができることやバーなどに柔らかい光を与えて明るすぎないロマンティックな空間を作ることができるので、LEDを用いた看板やインテリアグッズが普及してきた中でも根強い人気があります。
かっこいいデザインやかわいいフォルムをはじめ、お店の業種やコンセプト、ネーミングなどに合わせてオリジナルのデザインをオーダーできます。
というのは、専門職人がネオン管を手作業で曲げて作るため、職人の腕次第で、さまざまな形に加工できるからです。
昭和の良き時代を感じさせる昭和風のデザインやアメリカンでレトロなデザインなど、看板やインテリアやディスプレイとして、雰囲気を重視する店舗などで愛用されています。

■LEDサイン

省エネで長寿命、環境に優しいLEDの登場で、内照看板をはじめ、外照用ライト、袖看板の点滅球や電飾、イルミネーションもLEDが使われるようになりました。
そうした中、LEDを使ったネオンやタイプの看板も注目を集めています。
ポイント看板や店舗インテリア、展示会販促ツールなどにも活用され、ガラス面にも取り付けることも可能です。
ガラス管ではなく、塩ビ樹脂のPVCやシリコン素材で作られるため、破損の心配がなく、手軽に持ち運びもでき、設置もしやすいです。
色もさまざまあり、室内インテリアやお店の雰囲気に合わせてカラーを選択することもできます。

・ネオン管風LEDサイン

時代はLEDにシフトが進んでいますが、店舗での看板やインテリアとしては、ネオンサインが大流行しています。
ネオン風サインとして、LEDで再現した仕様です。
本物のネオン管のような手作り感を再現し、LEDらしい発光タイプではない見せ方を表現しています。
もっとも、素材はガラス管ではなく、塩ビ素材のみで作られます。
塩ビ素材のチューブを曲げながら、文字やロゴを作成する仕組みです。
壁付けや吊り式や自立式などがあり、コンセント式で持ち運び可能、取り付けも簡単です。

・オリジナルマーキーライト

ステンレスとLED電球の組み合わせで、アメリカンテイストに仕上げるサインです。
スタイリッシュなステンレス製のボックスの中にLED電球を仕込むスタイルなので、柔らかな光を放ち、ネオン管ライトのようなレトロな雰囲気が演出できます。
アメリカンダイナーやバーガーカフェなどのインテリアをはじめ、結婚式などのイベントにもおすすめです。

■オリジナル性の高い高品質なネオン看板をオーダーしたいなら

LEDを用いた再現風の看板やインテリアグッズは、オンラインショップなどでも販売されており、気軽に手に入れて、セルフでも簡単に設置できます。
LEDはイルミネーションでも人気で万能に思えますが、形の自由度や微妙な色のバリエーションはネオン管に軍配が上がります。
LEDは正面からの視認性は良好ですが、角度を付けてみると視認性が若干低下するのが弱点です。
そのため、真正面以外から見た場合の視認性を高めたい場合には、ネオン管がおすすめです。
価格の面においては、LEDの普及で以前に比べれば安い費用で導入できるようになっていますが、一般的にはネオン管のほうが安いです。
LEDをバック面に敷き詰めるような大面積に広げたLED看板となると、制作価格が高くなります。
一方、ネオン管による看板制作は、手作業で形を曲げていくという、きめ細やかな技術や能力が求められるため、制作できるお店も限られてきました。
その意味で、価格が高く設定されるケースも少なくありません。


SNSでフォローする